研究室の実測調査による有形文化財登録

愛宕神社本殿断面図(岩手県奥州市)

中舘家住宅立面図(青森県弘前市)

旧亘理家住宅主屋・茶室立面図(宮城県登米市)

 

2022年度から23年度にかけて実施した研究室による実測調査の研究協力により、青森県弘前市、岩手県奥州市、宮城県登米市に現存する歴史的建造物3件が登録有形文化財に答申されました。宮城県登米市の旧亘理家住宅(主屋、茶室、表門)は、武家住宅の庭園や屋敷構成を引き継いだ近代和風住宅という点、また宮城県内には希少な茶室遺構が増築された点など、東北地方の建築史研究の視点でも価値の高い建物です。