8月9日から12日まで、
青森県立弘前工業高校建築科と、
町並み保存再生ワークショップに共同で取り組みました。
当研究室と弘前市が連携して進める、
仲町重要伝統的建造物群保存地区保存計画見直し調査について、
地元高校生にも体験参加をいただくワークショップです。
初日の9日は町並みを歩きながら、
伝統住宅の特色や町並み保存事業について
ガイダンスを行いました。
2日目の10日は、
重要文化財・旧笹森家住宅の生垣を対象として、
大学生と高校生の合同による、
生垣剪定のワークショップを行いました。
昔ながらのハサミから電動工具まで、
いくつかの用具を実際に手にしながら、
町並み保存地区の景観を特徴づける生垣の手入れについて、
体験的に学ぶことができました。
3日目は、
研究室の大学生たちが取り組んでいる、
町並み景観立面図のスケッチについて、
高校生も取り組んでみました。
高大連携のワークショップ最終日の4日目、
高校生と大学生による、
武家屋敷や空き家の活用提案会を行いました。
町並み保存地区にお住まいの方々にも、
お集まりいただき、
さまざまな活用アイデアが発表され、
活発に意見交換を行うことができました。
仙台からの大学生に加えて、
地元弘前の高校生からも地域の将来像について、
発表するかたちとなり、
地域の方々も真剣にききいって頂いた印象です。