土日の週末を利用し、
研究室の学生たちと岩手県奥州市水沢を訪問しました。
江戸時代後期に建てられた、
武家屋敷の実測調査に取り組みました。
水沢には、
江戸時代に建てられた武家屋敷が現存する一方、
明治時代に武家屋敷の敷地・構成を踏襲した、
近代和風住宅が数多くみられることが大きな特徴です。
今回、
実測調査に取り組んだ武家屋敷も、
明治時代に施された、
室内意匠を凝らした改造変遷を読み取ることができるものでした。
後藤新平をはじめとする、
近代に活躍した偉人の町として知られる水沢だからこそ、
明治時代の武家屋敷の改造や近代和風住宅の特徴が、
地域特性として見えてきそうです。